概要:音声生成における舌や下あごなどの調音運動を計測しその特徴把握やモデル化を目的として研究を行っています。
背景:音声は,声帯による音源の生成,声道による調音(構音),口唇からの放射の3つの段階を経て生成されます。人間の発話過程において,例えば舌がどのように動いているかを観測することは,その特徴の把握のみならず,それを踏まえた音声合成への応用につながります。本研究では,舌や下あごなどの調音運動計測のための磁気センサや光センサの開発を行ない,それらを用いた計測データの解析やモデル化を行っています。