概要:声道音響管マッピングインタフェースのワンクリック設定の利点と視線インタフェースを融合した母音合成に関する研究を行っています。
背景:視線の動きは,障がいがある場合でも残存の可能性が高い生体信号の一つです。そのため,視線を活用したインタフェースの創出はコミュニケーション支援につながる取り組みとして重要です。本研究では,声道音響管マッピングインタフェースにおいて,マウスのワンクリックで声道形状が生成できる利点に着目し,マウス操作の代わりにパソコン画面上の視線位置情報を活用して声道形状を生成し,母音合成を行なう萌芽的な融合インタフェースの開発を進めています。