●衝撃環境に関する研究とその応用
一段式ガス銃の開発(Figure 1)および各種飛翔体を用いた衝突実験を行っており,高温環境下での衝突試験,鳥衝突を想定した模擬弾の衝突試験等を実施しております.また,ロケット打上時の衝撃環境の模擬およびその衝撃の伝播現象について研究しており,宇宙機器の衝撃試験を実施しております.
●爆薬を利用した破壊現象に関する研究
爆発破砕の高速度撮影による可視化や破片の回収を行い,破片形状,飛散速度等の破砕モデルの開発等を行っています.ガスバーストやバッテリー破裂試験を安全な施設で行えます.また,貼り合わせ式の爆発成形線の開発を行って,金属ジェットの可視化(Figure 2)や切断能力の確認等を実施しております.
●粉末の微粒化方法の検討
衝撃や圧縮,剪断等各種力を発生させ,粉末の解砕,粉砕方法の検討を行っております.また,数値解析を実施し,粉体および液体中の粉体にどのような力が発生しているかを検討しております(Figure 3).