●電極界面における2次元ナノ構造制御
ポルフィリンやフラーレン,多環芳香族炭化水素をはじめ,金属クラスターや金属錯体の表面組織化による2次元ナノ構造制御に関する研究を展開している。主に電気化学走査型トンネル顕微鏡(EC-STM)を用いたin situ観察によりナノスケール可視化を実現している。

●イオン液体電気化学を利用した表面構造の制御
常温で溶融塩であるイオン液体は広い電位窓を有しており,通常の水溶液では生じない特異な反応を利用して,フラーレンの多段階電子移動反応制御や原始配列に選択的な吸着・溶解反応の解明に取り組んでいる。