【背景・目的】
近年、微生物叢と免疫疾患、消化器疾患、代謝疾患、精神・神経疾患など多様な疾患との関連が明らかとなっています。さらに興味深いことに、大腸癌、炎症性腸疾患、肝硬変などの消化器疾患患者の腸内細菌叢に占める口腔細菌の比率が上昇していることが明らかとなりました。
しかしながら、口腔微生物叢が消化器癌、炎症性腸疾患、線維化疾患の発症進展に与える 影響は十分に解明されていません。
【研究概要】
口腔微生物叢を介した新たな消化器疾患の発症進展メカニズムの解明することを目的とし、以下の研究を行っています。