【シーズ内容】

・バイオ医薬品(タンパク質、siRNA、アンチセンスオリゴヌクレオチド、メッセンジャー RNA、ゲノム編集分子など)のかたちや電荷分布を認知して強く相互作用する「変幻自在ポリマーを開発 (下図1)

・変幻自在ポリマーとバイオ医薬品の複合体が細胞内に取り込まれると、エンドソーム脱出作用が働き、バイオ医薬品を分解から守る。
・変幻自在ポリマーは細胞質でバイオ医薬品を放出する。

 

【優位性】

・市販の導入用試薬の最高峰であるリポフェクタミンシリーズよりも安全かつ高効率に細胞内導入可能なことを確認!!

 

【波及効果・社会への貢献】

・バイオ医薬品に対する迅速な製剤設計・DDSの確立 (パンデミック対応)
・化合物種を選ばず、最高水準の細胞内導入効率を容易に実現可能なユニバーサルキャリア
・細胞に入らなかったものが細胞に入ることで創出される新たな機能・機序の発見 (基礎研究の活性化)