【背景・目的】

 脂肪肝のみ、あるいは脂肪肝と内臓脂肪の蓄積を認める患者は内臓脂肪蓄積のみの患者よりも脂肪組織、筋肉、肝臓においてインスリン抵抗性が強いことが知られている。よって、非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD) を治療することでインスリン抵抗性が改善される可能性があり、本研究では、温熱微弱電流療法 (HSP72発現誘導) によるNAFLD改善効果について検証した。

 

【研究概要】

 

HS+MES累積暴露時間と脂肪肝改善度に相関があるため、HSP72発現脂肪肝改善度は関連がある可能性

マイクロアレイ解析により慢性炎症遺伝子発現低下、ミトコンドリア関連遺伝子発現上昇