【背景・目的】
細胞間コミュニケーションについては、増殖因子、サイトカイン等様々な要素について研究が進められている。中でも細胞外小胞は多くのファクターを含んでおり、それらはいくつかの病態変化に寄与している。本研究では、細胞外小胞の中でもエキソソームに着目し、眼科領域にて未解明な細胞間コミュニケーションについて明らかにしていく。
【研究概要】
特徴的な発現を示すmiRNAを3種類同定した。
各細胞間ネットワークの概要図
線維柱帯細胞 (緑内障) にて高発現しているmiR-7515によりリンパ、血管新生に関わる遺伝子の発現が制御されている。