【技術の紹介】

 高感度なペプチドグリカン検出システムを使い、今まで電子顕微鏡でも観察できなかった、葉緑体を覆うペプチドグリカン「壁」を可視化を実現しました。コケ植物における葉緑体の「壁」は、葉緑体の形態・分裂機構や光合成物質の輸送に関係するだけでなく、植物の進化にも大きく関わっている可能性があります。

なお、当研究室では以下のようなテーマで研究を行っています。

  1. コケ植物および高等植物葉緑体の分裂増殖制御機構
  2. 植物オルガネラ DNA の合成・分解に関与する遺伝子の解析
  3. 高等植物で葉の形態形成に関する遺伝子のコケ・裸子植物での働き