【背景・目的】
様々な情報が残されている圧痕 (土器についたタネやムシの痕跡) を軟X線機器を用いたX線CT (熊大方式) により解析することで、栽培植物、家屋害虫、農耕の発生と展開の研究を進める。
【研究概要】
圧痕法の新たな手法と概念
日本をモデルとして、遺跡から土器を発掘するように、全国に保管されている整理済み・整理中の土器から新しい情報を発掘し、より詳細な社会と人々の暮らしと精神性を復元する「土器総合分析学」を提唱し、その方法の構築と有効性の実証を目指す。