先進材料の超高サイクル疲労特性に関する研究開発

国際化推進センター 国際交流支援部門
教授・陳 強
URL:http://ewww.kumamoto-u.ac.jp/international/
E-mail:masaki@sci.kumamoto-u.ac.jp
研究内容
 我が国発の「有機半導体」研究は、現在では有機太陽電池、有機EL、有機FETなどの素子への適用が実用化レベルで行われており、有機化合物、金属錯体化合物を用いた電子機能性材料の開発と評価を行っている。例えば、金属フタロシアニンは有機半導体素子において最も広く用いられている分子の一つであるが、ジシアノ鉄フタロシアニンを用いた有機導電体において、磁場による二桁以上の抵抗減少効果(負の磁気抵抗効果)を発現させることに成功している。

超音波加速疲労試験システム

SUJ2(a)とインコネル718(b)のS-N曲線

SEM破面写真:(a)回転曲げと(b)超音波疲労
[キーワード] 高強度合金、生体適用材料、疲労、超高サイクル、ナノ・マイクロメカニックス