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企業・一般の方へ共同研究講座等

 

共同研究講座等について

共同研究講座等は、共同研究契約に基づき企業等から資金のほかに研究者を受け入れて、大学内に設置する研究組織です。企業等の研究者と大学の教員が対等な立場で、共通の課題について一定期間継続的に共同して研究を行います。
これにより、研究開発のスピードアップが図られ、出口を見据えた研究を可能とします。知財や成果も共有されます。

これまでの共同研究・寄附講座との大きな違い

共同研究との違い : 企業等の研究者を教員として受け入れが可能。

寄附講座との違い : 企業等と協議し講座を運営、発明の共有。

 

特徴

○共同研究講座等の運営は、企業等と大学が協議して運営します。

○企業等の研究者を共同研究講座等の教員に受け入れることができます。また、在籍出向やクロスアポイントメント制度による受け入れも可能です。

○創出された知的財産、研究成果は、共有されます。

概要

研究分野

ご協力いただける企業等と大学が合意した分野とします。具体的な内容は、企業等と熊本大学間で締結する共同研究契約で定めます。

名称

研究課題の内容等を踏まえた名称とします。企業等が希望する場合は、企業等が明らかになる名称を付することも可能です。

構成

教授又は准教授1人及び、准教授、講師、助教又は助手1人の計2人の特任教員で構成します。他に、大学の専任教員、大学院生、ポスドク、企業等の研究者も参加する場合があります。

設置期間

2年以上10年以下で、更新も可能です。

経費

ご負担頂く研究費について
  • 直接経費
    研究に直接要する実費(人件費、旅費、備品費、消耗品費、役務費、その他の経費(光熱水費、スペース費など))に加えて研究担当教員充当経費、研究マネジメント経費(大型共同研究の場合)をお支払いいただきます。
  • 間接経費
    共同研究の遂行上、直接経費以外に必要となる経費です。
    直接経費の30%(国際共同研究は直接経費の40%)に設定しております。
  • 研究料
    共同研究員を派遣する場合にかかる経費です。共同研究員1人につき、6ヶ月あたり22万の費用を納付していただきます。

※2019年4月1日より共同研究の間接経費を直接経費の30%に変更させていただきました。
詳細はこちらをご参照ください。

設置の手続き

1.企業等が関心をお持ちの研究分野の研究を行っている熊本大学の教員との間で、共同研究講座等について、ご相談いただきます。話がまとまった段階で、設置の申込をいただきます。

2.共同研究講座等を設置する学部・研究科・センター等の教授会等の審議、学内の審議を経て、学長が設置を決定いたします。

3.共同研究講座等を設置する学部・研究科・センター等の教授会等で教員の選考が行われます。

4.企業等と熊本大学間で共同研究契約を締結して、開始となります。

ご不明な点は担当者へお問い合わせください。なお、寄附講座等、寄附研究部門、寄附研究分野の相談もお受けしております。